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はるかに遠く、神々はいた。
碧く、蒼い海、白い玉の宮殿、ギリシャの地 古代神話の世界である。
小さい頃、よく読んだ。
少しづつ毎日、よく飽きもせず。確かな気憶である。
憧れとほんの少しの疑いをもちながら。
世界の美術館や、大きな美術書に古代ギリシャの壺や鉢がよく飾られる。
赤、黒、白等の顔料を油溶きしたもので、神話の世界が画かれ、残されている。
見事な迄の線描、巧みな構成、みていると生きた物語が語りかける。
根気して、出来たらもう一度神話を読み返してみたいと長い間思っていたが、
今はもうこの美しい壺や鉢をみているだけで良いとさえ想える。
どうして妖精なのか、とよく聞かれる。
問いかけた人は、きまって、ふと微笑む。
懐かしさと切なさ、もう二度と戻ってこない日々を、取り戻そうとするかの様に。
いつも聞かれながら答えに窮していた。
が、ふっと昔の頃の気憶を思い出してからは、楽になった。
それはきっと近頃よく見、画いている古代インド教の地で活躍したシバ神の姿や形、
南洋ジャワ、スマトラ地方に伝わるマカラの神々、
それにこのギリシャ神話の神々が混ぜ込まれ、
掛け合わされて、私の心の篩(ふるい)を通して現れてきたものに違いないと。
妖精は、夭である。
夭々たる姿、形、はその家良しと古代中国詩経国風にもある。又妖精は陽性でもある。
明るく楽しげに、生き々との陽気暮らしが人々の切ない願いであり望みでもある。
こんな妖精を、もっともっとかきたい七変化の様に。
長谷川塑人
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| 大鉢/黄地紅彩妖精文 |
| 品番/so04 |
| 寸法/W47×D47×H12.5(センチ) |
| 価格/1,000,000円(税込) |
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