和食器と織物通販 和のセレクトショップ じろや
シンプル&モダンな九谷焼と牛首紬を産地からお届けします。
![]() 日本人独自の美意識が詰まった和食器には、 あ行
一器多様 (用)[いっきたよう]使い手の工夫で、いろいろに使えるうつわのこと。また、どんな料理を入れても中身が映えるようなうつわ。例えば、そば猪口はその代表格。 一寸[いっすん]約3.03cm。うつわのサイズは昔ながらの尺寸で表示される。そのため、その基準となる長さの単位。銘々皿(めいめいざら)や取り皿などに使われる五寸皿は約15cmになる。 一尺[いっしゃく]十寸のこと。約30cm。「尺皿」などと使う。皿の直径が尺以上のものを「大皿」という。 色絵[いろえ]多彩な色で文様を描いたやきもの。緑、紫、黄、紺青、赤の五彩を使う九谷焼は色絵の代表格。色絵は<素焼き><本焼き><上絵窯>と少なくとも三回、ときにはそれ以上焼成する必要がある。高価になるゆえん。 上絵付け[うわえつけ]上絵を描き、焼成すること。色飛びを防ぐため、通常は800℃前後で焼く。⇔下絵付け 釉[うわぐすり]うつわの表面を覆うガラス状の皮膜を作る溶液。釉薬(ゆうやく)とも呼ぶ。素地を美しくするだけでなく、強度を上げ、透水防止の役割も果たす。 ![]() 参考文献:石川新情報書府/デジタルアーカイブ(2008石川県)、いまどき和の器(2007高橋書店)オレンジページブックス「和」の食 Vol.4(2006オレンジページ)、家庭画報特選「和の器」(2007世界文化社)、暮らしと器(2005山口泰子 六耀社)、広辞苑第四版(1993新村出 岩波書店) |