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    > 塩野米松 聞き書き 初代 竹内洋岳に聞く

    決めごとはひとつ、
    頂上に登り、生きて還る。

    暗闇の中を
    竹内洋岳は登り始める。
    8000mの頂に立つために。
    聞こえるのは自分が氷に
    刻み込む爪の音だけ。
    照らさせるのは
    ヘッドランプのわずかな視界だけ。
    やがて日が昇る瞬間が来る。
    その時世界が銀色に輝く。
    その瞬間を
    シルバーモメントという。
    その世界を語るために頂に至り、
    生きて還ってくる。
    それがプロの登山家
    竹内洋岳のつとめだ。

    著者サイン入り
    塩野 米松 初代竹内洋岳に聞く
    出版社:アートオフィスプリズム
    サイズ:単行本
    ページ数:540p

    塩野米松プロフィール

    作家。昭和22年、秋田県角館生まれ。作家として活躍する一方、
    失われゆく伝統文化・技術についての聞き書きを精力的に行う。
    西岡常一棟梁の聞き書き『木のいのち木のこころ』は大きな反響を呼んだ。
    主な著書に『父さんの小さかったとき』『手業に学べ』他多数。
    【価格】
    2,090 円[税込]
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